GeoGamma220を使って測定したデータを調べていると時々首を傾げる事があります。次のデータは常磐自動車道を7月の始めに走った時のものです。
線量率が0.3μSv/hから2μSv/hの間で乱高下しています。トンネルに入った時などはこのような急な変化をしますが、地図で見るとこの辺りはトンネルがありません。衛星写真上にプロットしたのが次の画像です。
地形の影響かと思い、地形の分る地図上でも確認しましたがそうでもなさそうです。何故かと思い衛星写真を拡大したりして見ていてハタと気がつきました。
(画像をクリックすると拡大できます)
この画像を良くみると道路の色の濃淡と線量率を表す色に関連があります。道路の色が薄いところは線量率が高く、濃い部分は低くなっています。乱高下の原因は道路の舗装状態のようです。