プロジェクトについて

GeoGammaプロジェクトでは次の事を行っていきます。

  1. 高感度のガンマ線測定器の製作方法を解説します。回路および制御ソフトはオープンソースハードウェア、ソフトウェアとして公開致します。
  2. ガンマ線測定器を列車や自動車に載せ、走行データを収集します。
  3. 収集したデータについて、各地域の平常時の線量率とスペクトルを知るとともに、地点や地域による違いを分析します。

このプロジェクトで扱うガンマ線測定器の概要は次のとおりです。

  1. センサ   : NaI(Tl)シンチレータ  サイズ:直径2インチ 長さ2インチ
  2. 回路方式 : 12ビット2MHz ADCを使った2048チャンネルMCA。GPS受信機内蔵。
  3. 変換時間 : 3μsec
  4. 出力データ: 1秒毎の2048チャンネルエネルギースペクトル、計数率、測定時刻、測定位置の緯度経度
  5. インターフェース: USBホスト、USBデバイス、アナログ電圧入力、GPSアンテナ
  6. 電源    : 5V300mA

この測定器をパソコンやタブレット、スマホに接続し、次のデータを表示できます。

  1. 線量率   : G(E)関数により線量率(μSv/h)をリアルタイム値、及びグラフで時間変化を表示
  2. スペクトル : エネルギースペクトルをグラフ表示
  3. 地図表示  : 地図上に1秒毎の線量率を色分け表示。地図と連動してスペクトルデータ、線量率グラフを表示

この測定器を使ったシステムは販売もされています。(株)ジオセンス GeoGamma220

 このプロジェクトは準備段階であり、ご意見、ご要望をお待ちしています。何でも結構ですのでお問い合わせページから、ご意見ご要望をお寄せ下さい。

現在、このプロジェクトは次のメンバーで運営されています。

1.小林一英 (株)ジオセンス

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